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Lil かんさいが宣誓「もっとすごい景色を見せます」グループ結成から5年、初の東京単独公演に幕

Lil かんさい
約1か月前2024年05月31日 23:05

Lil かんさいの単独公演「Lil かんさい LIVE 2024『一舞入魂』」のファイナル公演が昨日5月31日に東京・東京ガーデンシアターにて開催された。

「SUPER ROCKET」5年前と今

2019年1月に結成され、今年結成5周年を迎えたLil かんさい。2003年生まれの西村拓哉と嶋崎斗亜、2004年生まれの大西風雅、岡崎彪太郎、當間琉巧の5人からなる。「一舞入魂」はグループ初の東京単独公演で、5月29日から31日までの3日間6公演で計4万8000人を動員。本稿では、最終日である31日の昼公演の模様をレポートする。

5人がステージに登場すると、嶋崎は「皆さんのおかげでこのステージに立てています。その感謝の気持ちを胸に、僕たちLil かんさい5人で全身全霊のパフォーマンスをお届けします」と会場に集ったファンに向けて真剣な表情で決意表明する。そうしてスタートしたライブのオープニングナンバーは、関西ジュニア間で脈々と歌い継がれてきた人気曲「NEXT STAGE」。メンバーは不安や焦燥感が渦巻く中でも“ネクストステージ”に向けて一歩踏み出す姿を表現するかのように、気迫に満ちた面持ちでこの曲を歌い上げた。

「NEXT STAGE」「Bring It On」「Blow out」のステージを終えたLil かんさいは、SUPER EIGHT、WEST.、なにわ男子といった関西の先輩グループの楽曲をノンストップで畳みかける“関西メドレー”へ。Lil かんさいの原点とも言える人気曲「SUPER ROCKET」のステージでは、過去にこの曲を披露した際のライブ映像が次々とモニタに映し出されていく。映像にはグループ結成当初のパフォーマンスの模様も収められており、5年間の軌跡をたどるような粋な映像演出で会場の感傷的なムードが引き出された。

大西風雅は直筆の手紙、當間琉巧は自作曲を用意

洗練されたクールな姿を見せる「Maybe(原曲:V6)」「2 Faced(原曲:なにわ男子)」からアイドルらしさ全開の「我 I Need You(原曲:Hey! Say! JUMP)」、関西ジュニアならではの"お笑い”要素を取り入れた「Real Face(原曲:KAT-TUN)」まで、バラエティに富んだ楽曲を披露しグループの多面的な魅力を見せたLil かんさい。ソロコーナーでは、西村が藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)「Think u x.」、嶋崎が二宮和也(嵐)「痕跡」、岡崎が山田涼介(Hey! Say! JUMP)「Oh! my darling」をパフォーマンスし三者三様の魅力をアピールした。

大西による、菊池風磨(timelesz)「20 -Tw/Nty-」のカバーステージの際には、モニタに大西が直筆で記した歌詞が映し出される演出が。彼が曲を歌い終えたあとには、「直接伝えるのは恥ずかしいから手紙で伝えるね。いつもたくさんの愛情をありがとう。生まれてこれてよかった。これからもずっとよろしくな。愛してるよ。大西風雅」とつづられたファンに向けての手紙が続き、観客を感激させるひと幕も。またひときわ異彩を放つソロパフォーマンスを見せたのは當間で、4人が先輩の楽曲をカバーする中、彼はベースボールキャップを目深に被って自作のラップ曲を披露。最年少らしからぬ堂々たるステージングで自らが紡いだリリックをオーディエンスに届けた。

「Lil かんさいを選んでくれてうれしい」

「シンデレラガール(原曲:King & Prince)」「ダイヤモンドスマイル(原曲:なにわ男子)」といった王道のアイドルソングなどのパフォーマンスを終えると、メンバーは1人ひとりライブの感想を述べていく。嶋崎は「いろんなアイドルさんがいる中、こうやって僕たちLil かんさいを選んで、この場に来てくれたこと本当にうれしく思います」と感謝し、西村は「今日きれいな景色を見せてくれたのは皆さんなので、これよりももっともっときれいなすごい景色、僕たちが絶対に見せるって約束します」とファンに宣誓。岡崎は「僕たちに時間を使ってくれて、僕たちに会いに来てくれて本当にありがとうございます。これからも僕たち伸びしろいっぱいでがんばっていきますので応援のほどよろしくお願いします」と穏やかに微笑んだ。

全員が挨拶を終えると、「最後は僕たちの大切な曲を」と嶋崎が口を開く。これを合図に、グループを象徴する代表曲「Lil miracle」がパフォーマンスされ、本編は華々しく終了した。オープニングで大西が「1階、2階、3階、4階、全員幸せにします!」と宣言した通り、公演中、アリーナから4階までのすべての観客とアイコンタクトを試みるかのように、あちこちにキラキラとした笑顔をファンに向けたLil かんさい。アンコールでの「バンバンッ!」「Tell me! Tell me!」を終えると、メンバーはファンとの相思相愛っぷりを確かめるかのように満席の観客席を愛おしげに一望。最後は名残惜しそうな表情でステージをあとにし、ライブを締めくくった。

5人の最後のコメント全文

嶋崎斗亜

皆さん、本日は本当にご来場いただきまして誠にありがとうございました。昨日もちょっとこの場に立ったときに同じようなことを思っちゃったからお客さんに伝えたんですけど、改めていろんなアイドルさんがいる中、こうやって僕たちLil かんさいを選んで、この場に来てくれたこと本当にうれしく思います。もちろん、僕らLil かんさいはすべてのアイドルの中のトップを目指すつもりですけど、今は皆さんの中ではLil かんさいという存在がアイドルの中でも1番にいられているのかなと思うと本当にうれしくて。すごい実力のある先輩方やカッコいい先輩方がたくさんいる中、Lil かんさいをこうやって応援してくれて。うちわとか作ってくれたり、「メイクこういうの好きかな」「髪型こういうのが好きかな」とか。僕たちのことを思って、考えて行動してくれる皆さんに感謝しかないです。僕たちLil かんさいも、その感謝を何十倍、何百倍にして皆さんに返せるようにこれからもどんどん努力していきますので、今後ともLil かんさい5人の応援のほどよろしくお願いします。

當間琉巧

改めて、本日はご来場頂きありがとうございます。そうですね、ほんと今日も朝は雨が降ってたのに……大変じゃないですか。そんな中来るのも、この5人のために平日なんでお休みを取ってる方もいると思うんですけど、こうやって僕たちに会いに来てくれること。本当にLil かんさいはみんな喜んでます。なんかめちゃくちゃ嬉しいし。なんか今までももちろんずっとうれしかったけど、今回、僕たち史上1番大きい会場でやらせてもらって、こんなに多くの人がそうやって思って来てくれてるんだなと思うと感謝の気持でいっぱいです。Lil かんさいは間違いなく、皆さんの期待にもっと応えられるようなグループになっていくので、僕個人、當間琉巧も期待に応えられるような男になりますのでぜひ見守っててください。

岡崎彪太郎

今回こうやってステージに立たせてもらって、本当に僕たちはすごいたくさんの方たちに支えられているんだなと感じました。 メンバー5人でお互いに足りないところを補い合ったり、お互いのいいところを皆さんに提供したり、そういった部分を支え合っていたり、スタッフさんにもいろんなところで支えてもらっていて……何よりファンの皆さんにすごい支えられてると思ってます。たとえばペンライトを振ってくれるだけでも、ほんまにそれだけですごい元気もらえるしね。声出してくれるだけでも、 僕たちもよりいいパフォーマンスをしようっていう気持ちになるし、僕たちに時間を使ってくれて、僕たちに会いに来てくれて本当にありがとうございます。これからも僕たち伸びしろいっぱいでがんばっていきますので応援のほどよろしくお願いします。

大西風雅

どうも、Lil かんさいの大西風雅です。本日はお越しいただき誠にありがとうございました。すごい楽しかったです。とても幸せでした。なんかみんなも一緒に幸せになってくれると嬉しいなと思いました。僕たちは来てるファンの皆さんもそうですし、皆さんがいないと生きていけないし。ファンの皆さんがいないと自分は何してたんやろなって思います。僕たちを輝かせてくれる皆さんがすごく大好きです。

西村拓哉

皆さん、今日は会いに来てくれてありがとうございました。本当に毎回ステージに立つたびに、最高の景色を皆さんに見せてもらっているなと毎度毎度実感します。うちわからも、ペンライトからも、皆さんからの愛情をたくさん感じて。表情もそうやし、5人のことを愛してくれてるんだなっていうのがすごく伝わってきていつも幸せに感じています。今日きれいな景色を見せてくれたのは皆さんなので、これよりももっともっともっときれいなすごい景色、僕たちが絶対に見せるって約束します。だからこれからもずっと僕たちについてきてもらえたらなと思います。

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