JOYSOUND 音楽ニュース
powered by ナタリー
「JOYSOUND X1」公式サイトJOYSOUND公式キャラクター「ジョイオンプー」

町田康も絶賛「この音と言葉に出会ふ為に俺は生きてきた」すずめのティアーズが1stアルバム発売

すずめのティアーズ
3か月前2024年03月12日 5:02

すずめのティアーズの1stアルバム「Sparrow's Arrows Fly so High」が3月24日にリリースされる。

すずめのティアーズはシンガーソングライターでレーベル・DOYASA! Records主催のあがさと、ブルガリア民謡の歌い手・佐藤みゆきによるデュオ。初のアルバムには先行配信曲「ザラ板節」「かわいがらんせ」などを含む全10曲が収録される。アルバムについて、町田康は「これがあつたらなんにも要らん。この音と言葉に出会ふ為に俺は生きてきた」とコメントを寄せている。

すずめのティアーズ「Sparrow's Arrows Fly so High」収録曲

01. かわいがらんせ Kawaigaranse
02. ザラ板節 Zaraita Bushi
03. ひえつき節 Hietsuki Bushi
04. といちんさ Toichinsa
05. 椎葉駄賃付け節 Shiiba Dachintsuke Bushi
06. 糸繰り節 Itokuri Bushi
07. Dimka Beli Na Rekata
08. 秋田大黒舞 Akita Daikokumai
09. ポリフォニー江州音頭 Polyphony Goshu Ondo
10. Mandra Mea

町田康 コメント

ええ加減にせんと気色ようて死ぬ。これがあつたらなんにも要らん。この音と言葉に出会ふ為に俺は生きてきた。

輪島裕介(音楽学者 / 近代音曲史) コメント

ビートルマニアのシンガーソングライターでガットギターの名手、あがさと、ブルガリア音楽と舞踊に傾倒する佐藤みゆき。バルカン風の地声ハーモニーとブラジル風ギターワークを中心とした、シンプルながらひねりの効いたアコースティック編曲で日本、バルカン、シベリアの民謡・俗謡を歌う。二声が共鳴する可憐かつ力強い美しさに戦慄せよ。
日本、ブルガリアなど、それぞれの場所の足元を、深く深く掘り進めていったら地球の中心でたまたま出会ってしまった、みたいな音。いわば梅干しの種の中の天神さま。ありがたや。

関連記事

すずめのティアーズ

すずめのティアーズ、1stアルバムレコ発は晴れたら空に豆まいて

16日
「FUJI ROCK FESTIVAL '24」出演アーティスト

フジロックにgroup_inou、ラッキリ、KEN ISHII追加 Gypsy Avalonなど6ステージの出演者も

約1か月
「森、道、市場2024」ビジュアル

「森、道、市場」にgroup_inou、tofubeats×藤井隆、ネバヤン、moreru、在日ファンクら追加

3か月
カネコアヤノ

カネコアヤノと町田康が対話 向井秀徳×ランジャ国崎、フレシノ×令和ロマンくるまの最新回も

4か月
「鬱の本」書影

「鬱」がテーマのエッセイ集に大槻ケンヂ、下川リヲ、友川カズキ、友部正人、豊田道倫、町田康ら寄稿

8か月
亜無亜危異

亜無亜危異、マリの七回忌に新宿LOFTワンマン

1年以上
NO IMAGE

「文學界」で平沢進、坂本慎太郎、cero高城晶平、佐藤千亜妃、柴田聡子が曲作り語る

2年近く
NO IMAGE

これは映画の暴動のグッズである。ナタリーストアで「爆裂都市」Tシャツやバンダナ販売

約2年
NO IMAGE

s-ken & hot bomboms、オリジナルメンバーで32年ぶりのアルバム制作

約2年