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虹コン「全国美味いもの征服ツアー」でファンの心も征服!ハロウィン曲&衣装お披露目した“特盛”ライブ

虹のコンキスタドール「全国美味いもの征服ツアー2022」最終公演の様子。
1年以上前2022年10月12日 10:03

虹のコンキスタドールが10月10日に全国ツアー「全国美味いもの征服ツアー2022」の東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)公演を行った。

6月にスタートしたこのツアーでは、全農の“食の応援団”を務めている虹コンが「虹色食堂」の看板娘に扮し、「全国の美味いものを征服する」ために各地でライブを繰り広げてきた。台風により延期になった福岡・DRUM LOGOS公演がまだ控えているものの、ツアーファイナルとして位置付けられたLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)公演には多くの虹コンだいすきマン(虹コンファンの呼称)が来場。開演時刻を迎えると、山崎夏菜のナレーションによって「虹色食堂」を紹介するオープニングムービーが上映され、「全国美味いもの征服ツアー2022」の世界へと観客を誘う。そしてお馴染みの「Overture」が流れる中、ツアー初日にお披露目された予科生4人を含む総勢16人のメンバーが「虹色食堂」の扉を開けてステージへ。メンバーの名前をちりばめたきらびやかな看板やネオンをバックに「美味いものファンクラブ」でライブの幕を開け、ファンクサウンドに乗せて食べ物や農家への感謝の気持ちを叫んだ。

2曲目からは2015年から毎年欠かさずに発表されている夏曲より、2017年までの初期3作「THE☆有頂天サマー!!」「限りなく冒険に近いサマー」「キミは無邪気な夏の女王~This Summer Girl Is an Innocent Mistress~」がノンストップで続く。虹コンはライブ序盤からアクセルを全開にしたパフォーマンスを展開し、その熱量の高さで観客のテンションを一気に上昇させた。

序盤のブロックを終えた虹コンは「虹色食堂へようこそ! 私たちが看板娘、虹のコンキスタドールです!」と元気よく挨拶し、ツアー先で食べた一番おいしかったものを発表しながら1人ずつ自己紹介。「みんなの心も征服し尽くしちゃいたいと思います!」と宣言するとすぐさまライブを再開し、勢いを止めることなく夏曲の「サマーとはキミと私なりっ!!」「愛をこころにサマーと数えよ」を畳みかける。さらにディスコナンバー「パラダイスな片思い」や、“インドア系・正統派アイドルグループ”ならではの歌詞が光るエモーショナルな1曲「in(door)the Summer」も披露され、ライブの人気曲が惜しみなく連発される展開に会場の盛り上がりは加速していくばかり。予科生が一旦退場したあとは、正規メンバー12人によって攻撃的なバレンタインソング「戦場の聖バレンタイン」、大塚望由の白目が強烈なインパクトを放つ「↓エイリアンガール・イン・ニューヨーク↑」がエネルギッシュにパフォーマンスされた。

「chaos and creation」では疾走感あふれるサウンドに合わせて照明が激しく交差する中、メンバーのキレのあるダンスに観客の視線が釘付けに。その後は「ジャスナウ!」「夏の夜は短すぎるけど…」と緩急の効いたセットリストでライブが進行し、アイドル時代の青春を懐かしむ歌詞が明るくも感傷的な雰囲気を生み出す「BE MYSELF」では、ディスコ調のサウンドに合わせて会場全体がダンス。アウトロに差し掛かると、大塚による感情のこもったパワフルなフェイクが響き渡った。

「まだまだお腹いっぱいになってないですよね!? まだまだ食べれますか!? ここからはラストスパート! 特盛りお願いします!」という言葉をけっかけに、ライブはラストスパートへ。「パラドキシカル・コンプレックス」「トライアングル・ドリーマー」というキラーチューン2曲が立て続けに披露されたのを皮切りに、全農のCMソングとして使用された「響け!ファンファーレ」、すっかり虹コンの代表曲となった「ずっとサマーで恋してる」と続き、観客は腕を頭上に掲げたり、手で作ったハートマークをステージに向けたりと存分にライブを満喫する。そしてツアーを振り返るトークを挟み、虹コンは今年のアイドルフェスの数々を盛り上げてきた最新の夏曲「キミは夏のレインボー!」を歌唱。友達を励ますポジティブな歌詞を、メンバー16人で渾然となって届けた。

アンコールに突入すると、虹コンはハロウィンをイメージした新衣装に身をまとって観客の前に姿を現し、10月20日に配信リリースするハロウィンソング「僕は君だけのおばけちゃん♡」を初披露する。この曲は3カ月連続でリリースされる配信シングルの第1弾。虹コン卒業メンバーで現在はVtuberとして活動している根本凪が作詞と衣装デザイン、今年4月の東京・日本武道館公演をもって卒業するも、ツアー初日に予科生としてグループに戻ってきた的場華鈴が振付を手がけていることが大きなトピックだ。メンバーたちは妖しげな雰囲気を演出する音色、聴く者の鼓動を早めるようなビートとともに会場を楽曲の世界観に染め上げ、虹コンだいすきマンをひと足早くハロウィンの気分に浸らせた。

その後のMCでは「ここでとてもうれしいお知らせがあります!」というメンバーの意気揚々とした声を合図に、会場のスクリーンに特報映像が。12月17日に東京・日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)でワンマンライブ「虹のコンキスタドール ONE-MAN LIVE『愛の三角関数おしえてよ♡ in 日比谷野外音楽堂』」が行われること、この公演で観客の声出しが解禁となることを発表された。興奮が入り混じった盛大な拍手が沸き起こる中、昨年虹コンに加入し、まだコールのあるライブを経験していない石原愛梨沙は「みんなが腹から出す声を聴きたいです!」と胸を高鳴らせた。

虹コンだいすきマンに吉報を伝え、喜びを分かち合った16人は最後に「夕暮れグラデーション」「世界の中心で虹を叫んだサマー」の2曲を高らかに歌い、大盛況の中でライブをフィナーレへ。「ごちそうさま!」というかけ声とともに観客と記念撮影し、晴れやかな笑顔を浮かべながらステージをあとにした。

※記事初出時より写真を4点追加しました。

虹のコンキスタドール「全国美味いもの征服ツアー2022」2022年10月10日 LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂) セットリスト

01. 美味いものファンクラブ
02. THE☆有頂天サマー!!
03. 限りなく冒険に近いサマー
04. キミは無邪気な夏の女王~This Summer Girl Is an Innocent Mistress~
05. サマーとはキミと私なりっ!!
06. 愛をこころにサマーと数えよ
07. パラダイスな片思い
08. in(door)the Summer
09. 戦場の聖バレンタイン
10. ↓エイリアンガール・イン・ニューヨーク↑
11. chaos and creation
12. ジャスナウ!
13. 夏の夜は短すぎるけど…
14. BE MYSELF
15. パラドキシカル・コンプレックス
16. トライアングル・ドリーマー
17. 響け!ファンファーレ
18. ずっとサマーで恋してる
19. キミは夏のレインボー!
<アンコール>
20. 僕は君だけのおばけちゃん♡
21. 夕暮れグラデーション
22. 世界の中心で虹を叫んだサマー

虹のコンキスタドール ONE-MAN LIVE「愛の三角関数おしえてよ♡ in 日比谷野外音楽堂」

2022年12月17日(土)東京都 日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)

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