スチャダラパー、舞台「近松心中物語」で音楽担当「反則スレスレのカウンターパンチを狙う」

左上から笹本玲奈、田中哲司、松田龍平、石橋静河、朝海ひかる、石倉三郎、長塚圭史、スチャダラパー。

約3年前2021年05月13日 9:04

今年9月に神奈川・KAAT神奈川芸術劇場にて舞台「近松心中物語」が上演される。この作品の劇中音楽をスチャダラパーが手がけることが発表された。

「近松心中物語」は秋元松代が近松門左衛門の「冥途の飛脚」をはじめとした作品を戯曲化し、1979年に初演された作品。4月にKAATの新芸術監督に就任した長塚圭史が、メインシーズンの第1弾としてこの舞台の演出に挑む。今回は田中哲司、松田龍平、笹本玲奈、石橋静河らが出演し、境遇の異なる男女2組の恋物語を演じる。

スチャダラパーは長塚からの指名を受けて本作の音楽を担当する。上演に向け、ANIは「期待に添えるよう気張っていきます」、Boseは「『まともに立ち向かっても勝てるわけがない』を合言葉に、反則スレスレのカウンターパンチを狙って、頑張っていきたいと思っています」、SHINCOは「スチャダラなりのやり方で頑張りたいと思います」とそれぞれコメントしている。「近松心中物語」はKAATでの上演後、全国5会場での上演も予定されている。

スチャダラパーコメント

ANI

芸術監督からのご指名により、大役任されました。
期待に添えるよう気張っていきます。

Bose

数々の名優、作家たちによって再演が繰り返されてきた大きな作品の音楽を担当するにあたって、我々としては「まともに立ち向かっても勝てるわけがない」を合言葉に、
反則スレスレのカウンターパンチを狙って、頑張っていきたいと思っています。

SHINCO

令和と江戸を繋ぐという長塚さんのチャレンジに、何とか力添えになれるよう、
スチャダラなりのやり方で頑張りたいと思います。

KAAT神奈川芸術劇場プロデュース「近松心中物語」

2021年9月4日（土）～20日（月・祝）神奈川県 KAAT神奈川芸術劇場ホール
2021年9月25日（土）～26日（日）福岡県北九州芸術劇場中劇場
2021年10月1日（金）～3日（日）愛知県穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール
2021年10月8日（金）～10日（日）兵庫県兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール
2021年10月13日（水）大阪府枚方市総合文化芸術センター関西医大大ホール
2021年10月16日（土）～17日（日）長野県まつもと市民芸術館主ホール

作：秋元松代
演出：長塚圭史
音楽：スチャダラパー

出演：田中哲司 / 松田龍平 / 笹本玲奈 / 石橋静河 / 綾田俊樹 / 石橋亜希子 / 山口雅義 / 清水葉月 / 章平 / 青山美郷 / 辻本耕志 / 益山寛司 / 延増静美 / 松田洋治 / 蔵下穂波 / 藤戸野絵 / 福長里恩 / 藤野蒼生 / 朝海ひかる / 石倉三郎