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ライブハウス救済企画「Save Our Place」でInoue shuichi、別所和洋ら6組の音源配信

約4年前2020年04月09日 9:04

新型コロナウイルス感染拡大の影響で営業を自粛している施設を支援する企画「Save Our Place」の第2弾作品が、本日4月9日にリリースされた。

「Save Our Place」はOTOTOYが立ち上げたプロジェクトで、企画の趣旨に賛同したアーティストが作った音源をOTOTOYで配信し、その売り上げからクレジット決済手数料と著作権使用料を除いた金額が希望する施設に全額送られる。今回は新たに、Inoue shuichi(folk enough)「Guitar and voice」、別所和洋によるKan Sanoとの共作楽曲「Moon Romantic」、seasunsalt「fade」、sancrib「sunday」、Fruits「She goes dawn」、Contiのライブ音源「LIVE ULTIMATELY 2019」の配信がスタートした。各アーティストからコメントと支援先は以下の通り。

Inoue shuichi コメント(支援先:cafe and bar gigi)

福岡のcafe & bar gigiは、故 藤井よしえ(TIME MARKET)が彼女自身の居場所として、とてもパーソナルなスペースとしてスタートしました。アコウスティックなライブや、アーティストの個展、自主制作映画の上映会、ポエトリーや料理、占いの企画ヨガ教室など、様々なカルチャーの発信にささやかながらも貢献してきた場所です。彼女がガンで亡くなってからは、彼女のパートナーと愛娘が、引き継ぎ悪戦苦闘しながら、今ではハードコアバンドのライブイベントまでやってしまうラボスペースとして、福岡内外のいろんなタイプの人達から愛されています。

十数年前から今日までのgigiの活動や葛藤、内情を少しだけ近くで見てきた私としては、とうてい商売とは言えないようなアーティストへの寄り添い方に、もどかしさを覚える事もあります。本当にギリギリで存続してきたんだと思います。数多の危機を気持ちで乗り越えてきた彼らも、今年に入って、この一連の自粛要請などで、流石に存続が難しい状況だというのは見ていてわかります。gigiは会社の庇護の元にあるわけでも、資産家の道楽でもありません。音楽とカルチャーが本当に大好きな父娘だけでやってる、大きな愛と夢が散乱してる小さなお店です。少しでも続ける事の足しになったらと思います。

別所和洋 コメント(支援先:青山 月見ル君想フ)

月見ル頑張って!! 応援してます。

seasunsalt コメント(支援先:下北沢SHELTER)

今は耐えて、好きな人や物や場所に隔たり無くまた会いに行けますように。大事なものを守り抜きましょう。少しでも力になれるならと、Save Our Place参加させて頂きます。ライヴハウスという場所から繋いでもらった奇跡のようなご縁がたくさんあります。
このような活動にご尽力頂いてる皆様に感謝申し上げます。

大川内智彦(sancrib)コメント(支援先:public space 四次元)

今回の企画を知った時、僕らは四次元だけではなく、色んなライヴハウスの方々にお世話になっているので、一つのライヴハウスに絞る事が難しく、少し躊躇いました。ただ、今の難しい状況の中で何も出来ていない歯痒さを感じており、何もしないよりは、微力でもいいから何かポジティブな事が出来たら…という思いでこの企画に賛同させていただきました。
四次元は僕にとって、「退屈だな」とか「寂しいな」と思った時に「とりあえず四次元行こうかな」と、フランクに行けるような近くて楽しい遊び場です。個人的にすごくお世話になっています。
また、みんなで気兼ねなく、ライヴハウスで楽しく遊べる日が早く来ればいいなと思っています。
それまでは出来る範囲でみんなで協力してポジティブな事をやっていけたらいいなと思います。

茂本学(Fruits) コメント(支援先:MUSIC ZOO KOBE 太陽と虎)

人の暖かさを知りました。太陽と虎大好きです。また喉乾いたら遊びにいきます。

Conti(小林拓馬) コメント(支援先:WildSide Tokyo / 秋葉原CLUB GOODMAN)

ライヴハウスにはこれまで多くの出会いと別れがありました。僕の日常に欠かせない場所であり、これからもそれは絶対に変わりません。大好きなライヴハウスの存続に僕の音楽が少しでもお役に立てたら。

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