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中田ヤスタカ「OTONOKO」でCAPSULE、きゃりー、m-flo、RYUCHELLら熱演

5年以上前2018年10月14日 3:07

昨日10月13日に石川・石川県産業展示館4号館にて中田ヤスタカ(CAPSULE)プロデュースの音楽フェス「OTONOKO 2018」が開催された。

「“OTO(オト)”を通じて世界に発信していく今までにない新しいフェス」をコンセプトに、2016年に中田の故郷である石川・金沢市でスタートした「OTONOKO」。3年目の開催となった今回の公演では中田のほか、きゃりーぱみゅぱみゅ、m-flo、PKCZ、DAISHI DANCE、TeddyLoid、banvox、RYUCHELLら多彩な顔ぶれのアーティストが集結した。

メインステージはオーディション企画「OTONOKO 2018 OPENING DJ AUDITION」で出演権を勝ち取ったDJ YUSUKEのプレイで幕開け。続けてオープニングアクトの新しい学校のリーダーズが個性的なパフォーマンスで観客を惹きつけ、この日のために用意したというテクノのトラックに乗せてラップを披露した。

イベント本編のオープニングを飾ったのは中田によるユニット・CAPSULE。ボーカルのこしじまとしこの「金沢ただいまー! OTONOKOへようこそー!」という呼びかけに観客は大きな歓声で応え、1曲目の「Another World」から会場は一体感に包まれた。終盤は「WORLD OF FANTASY」「グライダー」といった壮大な世界観のナンバーが続き、オーディエンスが大いに沸き立った。続いて登場したのは、2月にアーティストデビューを果たしたRYUCHELL。彼は新曲「Diversity Guys!」や愛息子のリンクへ宛てた楽曲「Link」など3曲をパワフルなダンスと共に披露し、MCで「実は今日ぺこりんとリンクが見に来てます!」と話すと観客からは歓声と温かい拍手が送られた。

その後、会場はダンスフロアに一変。banvoxがマイクパフォーマンスを交えたプレイを展開したほか、TeddyLoidが米良美一をフィーチャーし、クラブミュージックにアレンジした「もののけ姫」の主題歌を披露。DAISHI DANCEがうちわやライトを使ったパフォーマンスで“お祭りムード”を作り出したのち、“シティポップ芸人”ポセイドン・石川によるJ-POPメドレーでイベント前半が締めくくられた。

後半戦1組目のm-floは「Get Down Low Below Blazin」で観客と一緒に大きくジャンプ。さらに2人はステージにLISAを呼び込み、ライブの人気ナンバーから最新曲「MARS DRIVE」までを惜しみなく披露してファンを熱狂させた。またDJ MAKIDAIとDJ DARUMAによるプレイでパフォーマンスをスタートさせたPKCZは、m-floとしてもステージに登場したVERBALも加えて会場を盛り上げた。

イベントのクライマックスではきゃりーぱみゅぱみゅが1曲目の「原宿いやほい」で会場のボルテージを押し上げたほか、元素記号をひたすら歌う新曲「演歌ナトリウム」を披露。「本当に聞いたことない単語が多すぎて、正直マジでがんばりました」と話し、観客の笑いを誘った。

トリを務めた中田はきゃりーを交え、映画「モンスターストライク THE MOVIE ソラノカナタ」の主題歌「キズナミ」など4曲を立て続けにパフォーマンス。さらにbanvox、眞白桃々、苺りなはむ(CY8ER)、TeddyLoid、VERBAL(m-flo、PKCZ)といったゲストを次々に呼び込み、それぞれをフィーチャーした楽曲を連発して会場を興奮で包み込んだ。最後はこしじまが「Starry sky」を歌唱し、フロアに向けてカラフルなテープが勢いよく噴射されてイベントはフィナーレを迎えたが、観客からのアンコールに応えてCAPSULEの2人は再登場。こしじまが「本当に楽しかった! みんなまた遊びに来てね!」と呼びかけたあと、「Sugarless GiRL」で観客とジャンプを繰り広げ、大盛り上がりの中「OTONOKO 2018」の幕を閉じた。

※記事初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

撮影:見哲也、岡本政利、福田聡、中越圭、橋下歩

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